「おやしらず日比谷歯科口腔外科」ウェブサイト

CT撮影で正確な診断をしたうえで1本あたり30分以内に処置が完了

親知らずの抜歯は、必ず全ての人に必要というわけではありません。親知らずの状態によっては、抜く必要のない方もいます。例えば親知らずが歯茎に完全に埋まっていて痛みがない場合には、抜歯をする必要がありません。親知らずがきれいに生え揃い、噛み合わせにも問題がない場合も同様です。

逆に抜歯が推奨されるケースもあります。痛みがある場合はもちろん、親知らずが斜めや横に向いているなど歯ブラシで磨きにくい方向に生えている場合も、抜歯が望ましい状況と言えるでしょう。歯ブラシが届きにくいと汚れがたまり虫歯、歯周病、口臭の原因となってしまいます。

こういった治療の有無や、治療の難易度を調べるために活躍するのが歯科用CTです。歯科用CTとは、歯科診療のための断層撮影装置のことをいいます。歯科用CTは、X線を利用して口腔や骨格を撮影します。患者さんの歯の生え方等、口腔内の状況を詳細に把握できるため、正確な診断、そして短時間での処置をすることが可能となりました。

患者さんとしても詳細を確認できるため、治療内容に理解、同意がしやすくなっています。他にも医療用CTと比べて被ばく量が少ないと言われており、撮影にかかる時間も少ないため患者さんへの負担が少ないのが特徴です。

治療はほとんどのケースで30分以内に終わることが多く、患者さんへの負担も最小限となっています。時間がかからないため、遠方からの通院される方や仕事等で時間がない方でも、十分な治療を受けることができます。